クラウド型バリアルブルデータ出力システム『JOIN PIC -VARIABLE- 』 のVer.1.10.0をリリースしました。
新機能
デザイン編集画面
テキスト・ナンバリングツール:背景色・枠線
テキスト・ナンバリングツールにおいて、背景・背景の枠線を設定できるようになりました。
上記設定に伴い、『文字色・文字枠』の設定はテキストプロパティに移動しました。
矩形・テキスト・画像マスクの角丸設定
矩形・前述のテキスト、ナンバリングツール・画像マスクの角のR値を指定できるようになりました。
テキストツール:行の折り返し位置設定
複数行テキストにて行の折り返し位置ルールを設定できるようなりました。
- 通常位置:一般的な組版ルール(JIS X 4051)・禁則処理になるべく従った位置で自動的に折り返します。
- 任意位置:一般的な組版ルール(JIS X 4051)・禁則処理を無視した任意の箇所で折り返します。
- スペース位置:単語間スペースや括弧類の位置でのみ折り返します。主に英文向けな設定となります。
環境設定保存・ポップアッププロパティ表示設定
環境設定の以下青枠の設定が、ユーザー単位に保存されるようになりました。
また、ポップアッププロパティをここの設定で非表示にすることができるようになりました。
レイヤープロパティ:複数タグの一括移動
複数選択時に同時にタグを移動できるようになりました。
新しいタグを追加する際に可視領域に初期配置
ツールボックスから新たにタグを追加した際、従来は用紙の左上付近固定で配置されていましたが、
現在表示されている領域の中に配置されるように改善されました。
アーチテキスト・ナンバリングツール:書式フィルタ
アーチテキスト・ナンバリングツールに書式フィルタ機能が追加されました。
アーチテキスト:書式テンプレート
テキストツールで利用できた書式テンプレート機能がアーチテキストにも実装されました。
名前ツール:肩書
名前ツールに肩書設定が追加されました。敬称とは反対に先頭に文字を結合できます。
Shiftキー+ドラッグ操作で表示領域を移動
Shiftキーを押しながらマウスドラッグをすることで表示領域を移動できるようになりました。
データ出力先
デフォルト設定が追加
デフォルトのデータ出力先が追加されました。
バリアブルデータ編集画面で何も出力先を設定しなかった場合は、
このデフォルトの設定に応じて出力されるようになります。
“ファイル名設定のみ”設定が追加
ダウンロードする時のzip, pdfのファイル名だけを設定するタイプのデータ出力先が設定できるようになりました。
ファイル名設定のUI改善・変数追加
変数設定がドラッグ&ドロップで可能になりました。
また、以下の変数が新たに設定できるようになりました。
- 分割通し番号(桁数指定)
- ファイル連番(桁数指定)
※それぞれ番号の桁数が足りない場合は左側に0が補填されます。
バリアブル印刷データ作成
プレビュー完了後の通知メール
以下のチェックボックスが追加されました。
チェックを入れておくとプレビューが完成した時に操作したユーザのメールアドレスに通知が行われます。
PDFツール機能
お手元のPDFデータを加工する機能が追加されました。以下の編集が行えます。
- PDFを結合
- ページの抽出・並び替え
- ページを削除
- ページを挿入
- ページを回転
- パスワードを設定
- パスワードを解除
- PDFを分割
不具合修正・仕様変更デザイン編集画面
- デザイン編集画面
- 名前ツールにて区切りスペースが無く姓名分割できない場合に動作が不安定になる不具合を修正しました。
- 複数行テキストにおいて改行文字が認識されなくなっていた不具合を修正しました。
- 自動宛名組版を改善しました。
- バリアブル印刷データ作成時のパフォーマンスを改善しました。
- その他細かいUI・不具合の改善などを行いました。
- アーチテキストのクリック範囲の改善を行いました。
- テキストツールの縦・横書き変更時に縦横サイズも反転した状態で維持される仕様に変更しました。
- 直線ツールで横・縦幅が入力できるようになりました。
- フォントサイズを調整するボタンを配置しました。
- ページごとのHTMLタイトルを設定しました。
- バーコードの入力が不正な場合に強調表示されるように変更しました。
- テキストツールの入力欄に文字数が表示されるにしました。
- PDF生成中にエラーが発生するJPGが存在した不具合を改善しました。
- etc…